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vol.34 紅葉

本当に暑かった今年の夏。

長期間に渡り暑い夏が日本全体を覆い、それに伴いエアコンを生産している工場が

夏休みを返上してフル稼働で生産しているといったニュースもありましたね。

夏が長かったせいか、今年は秋が短かったように感じるのは私だけでしょうか。

金沢はここ数日で、もう冬の様な寒さです。

昨日も雹(ヒョウ)が降っていました。。。

当店の坪庭のもみじのタムケも、突然の寒さであっという間に赤くなりました。

本来紅葉しない種類らしいですが、昨年に続き今年も綺麗に紅葉しています。
(日光が不足すると赤くなりやすいと聞いたことがありますが。)

そんなタムケを今年もご紹介したいと思います。

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また、普段は見えない、裏側からのタムケも撮ってみました。

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もうあと暫くで枝だけになってしまいますが、来年の春には、ぐぐっと伸びて

また元気な新芽が出てきます。

それまで束の間のお別れです。

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vol. 33 TOKYO DESIGNERS WEEK2010 (Part2)

2010年10月29日(金)~11月3日(水・祝) の期間で開催されました
TOKYO DESIGNERS WEEK2010 に、箔デザイナー・高岡 愛が出展いたしました。

今回のTDWは、土曜日、台風の影響で開催が中止になるなどありましたが
沢山の方にお越し頂きまして、改めて御礼申し上げます。

世界中から、多くのデザイナー、企業が出展されていましたが、
個人的に気になった作品をいくつか簡単にご紹介したい思います。
と言っても、搬入人員だった私は、帰りの飛行機まであまり時間もなく
かなり慌てて回りましたので、特に目に付いたものをご紹介致します。

まずは、全体的な様子を。
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中心にあるドーム型のテント。
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会場の "GREEN INSTALLATION"
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 すごく素敵です。こん感じ大好きです。植物をこんな風にデザインできる人が羨ましい。。。
 デザインされている方がたまたまその場にいらっしゃいましたので、お声掛けして
 どなたか分かりましたので、気になる方は(こちら)まで。


高岡 愛の作品
 昨年、イタリア・ミラノ(Salone Satelite 2009)で発表した作品を、
 屏風と照明に発展させた作品を出展致しました。
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 箔は、純金箔と純金プラチナ箔の両面仕様で、空間や気分で表裏の箔を変えられます。

 フレーム(枠)は木製で、石川県山中塗(今、注目の喜八工房)により漆が塗ってあります。
 また、フレームは強度とかの問題がありますので、こちらも石川県の家具デザイナーさん
 に協力して頂きました。
 今年5月の”石川県インテリアデザイン賞”の受賞式で、同じ丸テーブルの横に座っていたことが
 ご縁で今回のコラボレーションとなりました。
 (と、書きながら、”石川県インテリアデザイン賞”についてのブログを書いていなかった事に
  気付きました・・・)HPのNEWSには記載あります。

 "Pliant Metal byoubu(屏風)"これまでの屏風とは違い、モダンかつゴージャスな仕上がりながら
 金沢の伝統工芸の粋との融合により、落ち着いた”わびさび”も感じる作品です。

 VIPルーム、迎賓ルーム、リビングルーム、和室など、和洋を問わず部屋の景色を一変させる
 だけのパワーを持ち合わせた作品です。
 身内ながら非常に気に入ってます。

 照明は、当てにしていた方が急遽お願いできなくなり、1ヶ月程度で完成させないといけない
 という非常にタイトなスケジュールでの作成となりましたが、こちらも石川県のメーカーさんの
 ご協力のもと何とか完成いたしました。
 こちらの作品にも漆が塗られた木を使用しています。

 Pliant Metal byoubu & Lighting の詳細は(こちら)まで。


高田 浩樹 氏の作品 (tea ceremony chair2010)
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 ”茶せん”をイメージして竹を使用して制作されたチェア。
 茶せんと言えば、まさに”和”な道具ですが、これをチェアにするというアイデアも
 さることながら、それをこの様な洗練されたデザインに仕上げるデザイン力に、
 生意気ながら、デザイナー・高田浩樹氏の凄さを感じました。

 デザインに様々なものが凝縮されているにも関わらず、シンプルかつ洗練された作品には
 普遍性を感じますし、それ故決して飽きがこず、時代を超え、国を超えて残っていく
 のではないかと感じました。
 日本の伝統文化、工芸などが、様々なデザイナーさんの手によって、形を変えながら
 未来に残っていくことは本当に素晴らしいことだと思いますし、そういったデザイナーさん
 には心から敬意を感じます。
 私も自分に出来ることを考えながら、自分ならではのポジションでそういった事に
 携わっていければと思います。

 しかし素敵なチェアです。このチェアにふさわしい人間になる必要があるとは
 分かっていながらも、是非とも所有したい逸品です。

 高田浩樹氏のウェブサイトは(こちら

岩倉 榮利 氏の作品
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日本インテリア界の大御所です。

DOOV DESIGN'S(韓国)の作品
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 カッコいい!フレームの金属の感じがかなりカッコいいです。男の椅子!って感じしませんか。
 これも是非、所有したい一品です。
 ウェブサイトは(こちら

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スリッパ・ホルダーとでも言うのでしょうか。見過ごしそうになりましたが、慌てて引き返して撮影。
スタイリッシュながら、優しい感じがします。
慌てて撮影したため、どなたの作品だったか分からなくなってしまいました。。。


総括しまして、デザイナーでは無い自分自身も、様々な刺激がある展示会でした。
若くして活躍している人なんかを見ると、凄いなぁと思う半面、(余裕負けなんですが)
負けてられない!なんて思ったりします。
でもまあ、そういう思いが出てこなくなったら社会人引退ですね。
(子供が2歳なのであと最低20年は無理ですが・・・)

話しはそれましたが、デザイナーの作品を見ていると、彼らの頭の中はどうなってるんだろうとか
思ってしまいます。
そして、私にも何か才能を・・・ とも。。。

尚、箔デザイナー・高岡愛は、来年もどこかに出展予定です。
その際はまたご案内致しますので、是非、足をお運び下さい。

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vol. 32 インテリアスタイリング(金沢市・マンションギャラリー)

■2010年10月(石川県・金沢市)

 金沢市内の高級住宅街に所在するマンションのモデルルームにてスタイリングのお手伝いをさせていただきました。


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             ≪エントランス≫

 エントランスには、富山県・高岡銅器の技が詰め込まれた、真鍮製の花器を配置。
 お花を生けなければ壁を彩るアートワークとしてもご使用頂けます。

 これが真鍮なのかと思わせられる色合いと風合いに感動し、当店オリジナルで制作頂いた
 作品なのですが、これは、金属を焼く、煮る、蒸す、漬ける、燻す、等の作業と、
 様々な溶液との組み合わせにより、金属を発色させるという高岡銅器伝統の技術を用いて
 つくられています。
 (お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、vol.29の獅子の回の、<嫁入り前の獅子@縁煌>
  の写真に写っているものと同じです。)

 現在、この素材を使用したオリジナル家具製作のプロジェクトも進行中ですのでご期待ください!


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                          ≪リビング≫

 次にリビング。
 こちらには、高岡愛の純金箔を使用したアートワーク、陶器のランプ、翡翠オブジェを。
 どれも、国内では当店でしか入手出来ないはずのものばかりです。


living_lamp_b.jpg

 こちらは、陶器のランプだけで照らされたリビング。
 仕事の疲れを癒したり、リラックスした時間を過ごしたり、ご夫婦や恋人と素敵な時間を過ごしたり
 そんな雰囲気を演出してくれていました。

 インテリアは、人の人生や暮らしに多大な影響や刺激を与えてくれる
 非常に重要なエレメントだなと改めて感じました。
 
 縁煌は、お客様にとって、かけがえの無い、そしてこの上無いと思って頂けるような
 空間作りのお手伝いをしていきたいと考えております。


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